展示会ブースのトラス 部分
ブースを構成するトラスという金属の骨組みにロープで括り付けるタイプのもの。幕の周囲にハトメを打ち、ロープが通せるようになっています。
布系の素材でできた幕状のものを指しますが、大きさや形状によって呼び名が変わります。旗の形状であればフラッグ、縦長の巨大なものは懸垂幕、スポーツ観戦や芸能人の応援に使われているものは横断幕(応援幕)です。漁師さんの大漁旗もこのジャンルです。展示会などでトラスに括り付けてあるものは、バナーと呼ばれます。横断幕やバナーは、ターポリンという、ポリエステルの繊維を合成樹脂フィルムで加工した、強度の高いビニール系のシートで作られるのが一般的です。防水機能に優れていて破れにくく丈夫なことがその理由です。他にも、もっとしなやかなトロマットや分厚いキャンバス地など、様々な素材があり、生地の風合いや用途によって使い分けられています。
ブースを構成するトラスという金属の骨組みにロープで括り付けるタイプのもの。幕の周囲にハトメを打ち、ロープが通せるようになっています。
ちょっと洒落て見える形状のフラッグをはじめ、和風テイストの暖簾や垂れ幕など、デザイン次第で見せ方は様々。
四隅にハトメ加工を施し、フェンスなどに固定することができるのはもちろん、大勢でワイワイ持って応援するのも楽しい応援幕。
実は刷毛による塗りで作るのがスタンダードな懸垂幕。デパートなどの壁面に下がっている巨大な物です。長さは15mになることもあります。
横断幕・バナーの料金は、ハトメ打ち加工や、周囲補強のウェルダー加工、もしくは、縫製加工がすべて含まれた形となっており、とてもシンプルです。金額は素材の種類と大きさから算出されます。
ポリエステルの繊維を合成樹脂フィルムで覆ったビニール系の素材。防水機能に優れ、破れにくく丈夫。屋外での使用や常設サインに適した素材です。
ポリエステルのクロス素材。キャンバスよりも薄手で細かい布目の生地。キャンバス同様、切断面の糸のほつれや、カールが発生しません。スタンドバナーやロールスクリーンに最適で、生地自体が軽く発色が鮮やかです。
絵画のようなキャンバス素材。光沢感が抑えられているので撮影用背景幕に最適。ターポリンよりも軽量で、切断面の糸のほつれや、カールが発生しません。高級感のあるバナーとしてお使いいただけます。
ラテックスインク用のスエード素材。水性ラテックスインクを使用するので、溶剤インクのような臭いが発生しません。細かい布目で、柔らかくしなやかです。屋内バナー用にお使いいただけ、両面印刷も可能です。
ターポリンなどの幕にロープを通すための穴を空けて、ハトメ金具を圧着します。位置と数の指定ができます。アルミ製で、シルバーとゴールドからお選びいただけます。
ターポリンなどの素材は端部を折り返して使用します。加工方法は縫製か、ウェルダー圧着を使用します。
屋外で使用する際には強度を持たせるため、周囲加工の時点で4辺にロープを縫い込み、強風で煽られて生地が引き裂かれるのを防ぎます。
データ制作上の注意点