今日はレーザー加工機を使ったアクリル加工について
書きたいと思います。こんにちは、制作部の井上です。弊社のレーザーはハイエンド機ではなく、ミドルクラスといったところでしょうか。
ゆえにハイエンド機に比べると当然劣った部分があります。
一番気になっていたのが、カット面のクオリティでした。
どうしても縦スジが入ってしまい、透明度が下がりがちで、
いまひとつといった感じでした。
そんなのはパワーを上げればアクリルが溶けてクリアできるやろ!
と言われそうですが、それではレーザーの跳ね返りで裏面に傷が入ってしまいます。これを何とかしようとアレヤコレヤ・・・
テストカット中にアクリルが発火して大汗(笑ってられません)
思いついた方法をメーカーのサポートセンターに図解で説明して
こんな事をしてもいいか?と尋ねたり・・・
で、ついに方法を発見
万能な方法とは言えませんが、カットする物によっては有効かと。早速5mm厚の透明アクリルでサンプルを作ってみました。
カット面が磨いたように滑らかになっているのが分かりますか?
実験はまだまだ続きます。
ではまた!