こんにちは。 制作部の井上です。さっき終わった仕事。
朝からずっとやってました。10台作るのに1日がかりって・・・・
工程多すぎ、手間掛かりすぎです。
精度を求められる接着のため、接着剤の塗布面をマスキングしたり、
パーツを貼る位置合わせのために型紙を起こしたり。
疲れました・・・
訳あってプランニングと試作には関わっていなかったのですが、
いざ実物のパーツ群を見てみると、口を出したい部分が多数。
こういったものは、作業工程や、組上げる順序まで考えながらプランニングしないと、
製作段階でどう考えても組み立てられない矛盾が起きたりするので、簡単ではありません。
加えて素材のチョイスを誤ると、組み立てが大変困難になったりします。
物を作る場合は、なるべく少ない工程で、シンプルに作れる方法を考える必要があります。
結果、それが一番キレイな物ができるからです。
一番やってはいけないのが、複雑な工程をいくつも経て、無理やり作ったようなやつです。
手間と時間ばかりかかる割に、ロクなものができない。
コスト面ばかりを気にして、材料をケチったり、安価な素材ばかりを使うとありがちです。
頭でイメージしたものを、どうやったら最小限の材料と工程で作れるか。
それがキモです。
お金をふんだんに掛けろと言っているのではないのです。
モノづくりは難しいんです。
ではまた。