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用途が違えば形も変わる

2014年07月23日

用途が違えば形も変わる

昨日作っていた小物を紹介します。

若手の営業マンから絵を見せられて
射的の的と、輪投げの的に使いたいのですけど、
どうしたらいいですか??
と聞かれたので、
こうこう、こうして、
ここはこんな風に形状変更させてもらって、
ここの厚みは倍にさせてもらわないとダメだな
云々・・・
用途が違えば形も変わる

左が射的用、右が輪投げ用です。

射的は倒れてくれなければいけないので、
あまりしっかりした足にしてはいけません。
ですが、パネル1枚の厚みでは安定しないので、
2枚重ねにしました。
嵌合部分の接点を増やす意味もあります。

輪投げ用はしっかり立っていてくれなくては
困りますので、前後に踏ん張る形状にしてあります。
用途が違えば形も変わる

で、完成しました。

どちらも大きなものではないです。
このような物を作る場合、
接着剤などを用いた方法はなるべくしたくありません。
はみ出したら汚いですし、インクジェットの印字面に
良い影響を与えません。
また、乾燥時間が必要なうえ、強度がまちまちになってしまいます。

ですので、切り込みを入れてはめこむ、「嵌合(かんごう)」
という方法が最適です。
それはまた、弊社の所有する大型のカットマシンの真骨頂でもあります。
細かな加工を正確に、速く処理してくれます。
手作業では到底不可能です。

こんなものもサクッと作ってしまいますよ。
こういうのも弊社のモットーである
「ものづくりを楽しむ」ということなのかもしれませんね。

ではまた!