昨日作っていた小物を紹介します。
若手の営業マンから絵を見せられて射的の的と、輪投げの的に使いたいのですけど、
どうしたらいいですか??
と聞かれたので、
こうこう、こうして、
ここはこんな風に形状変更させてもらって、
ここの厚みは倍にさせてもらわないとダメだな
云々・・・
左が射的用、右が輪投げ用です。
射的は倒れてくれなければいけないので、あまりしっかりした足にしてはいけません。
ですが、パネル1枚の厚みでは安定しないので、
2枚重ねにしました。
嵌合部分の接点を増やす意味もあります。
輪投げ用はしっかり立っていてくれなくては
困りますので、前後に踏ん張る形状にしてあります。
で、完成しました。
どちらも大きなものではないです。このような物を作る場合、
接着剤などを用いた方法はなるべくしたくありません。
はみ出したら汚いですし、インクジェットの印字面に
良い影響を与えません。
また、乾燥時間が必要なうえ、強度がまちまちになってしまいます。
ですので、切り込みを入れてはめこむ、「嵌合(かんごう)」
という方法が最適です。
それはまた、弊社の所有する大型のカットマシンの真骨頂でもあります。
細かな加工を正確に、速く処理してくれます。
手作業では到底不可能です。
こんなものもサクッと作ってしまいますよ。
こういうのも弊社のモットーである
「ものづくりを楽しむ」ということなのかもしれませんね。
ではまた!