企画・デザインから製作まで行っています
ご依頼があった時点で、受付部のロゴサインとウインドウの装飾というのは決まっていました。ロゴデータとキャッチコピーや訴求したい内容の文言はお持ちでしたので、それを元にデザインさせて頂きました。
受付のアクリルサインは
当初は壁面に直接切り文字を貼りたいとのご要望でしたが、壁面の仕上げ材の確認をさせて頂くと、両面テープなどの粘着剤が厳しい素材でしたので、ベースに透明アクリルを取り付け、その上に切り文字を取り付けることにしました。文字はもっと大きければ、裏面にピンを出して接着という方法も取れたのですが、何せ小さく細かい文字でしたので、それは不可能。
メインのアルファベット3文字は5ミリのアクリルで、右横の文面は3ミリのアクリルで製作。2020はカッティングシートで製作しました。
ベースのアクリルは浮かしで取り付けてあるので、切り文字の影が壁面に落ちていい感じです。
提案力に自信アリ
センターのガラスには定番のカッティングシートでのロゴを貼りました。左の2枚のガラス面は、デザインさせて頂いたグラフィックを裏面が白のインクジェット粘着シートで施工しました。
2枚の画像はお客様がネットで購入されたものを使用し、あえてモノクロに変換。
キャッチコピーなどの文面を鮮やかなオレンジ色などを使い、派手めを狙いました。
通常、CMYKの混色で表現されるオレンジ色は、これ程鮮やかな色合いではなく、くすんだ感じになるのですが、EPSONの溶剤インクジェットプリンター80650のWIDEカラープロファイルを使用することにより、鮮やかな出力が可能になっています。
デザインの段階からそこを狙っていました。
こういう部分はハードウエアを知り尽くしたデザイナーと製作スタッフの連携のなせる技であり、アート工業の真骨頂であると言えます。