仕様は久我山校と同じで、ということでしたので、
まず、看板本体よりもひと回り小さいアルミ複合板の下地板をビスで壁面に固定していきます。固定が終わったら、3M社の構造体用両面テープVHBを適宜貼っていきます。
同時にシリコンも数カ所盛っておきます。
その上から看板本体、こちらもアルミ複合板にインクジェットシートを貼ったものを貼り合わせます。
しっかりと、これでもか、という程に圧着し(ここが重要です)完了です。
看板本体を直に壁面にビス固定してもいいのですが、壁面は外側から見て、RCやARC、木造などの判断はできるものの、
古い建物になるほど、壁の中の構造が表面の情報からでは読みきれないことが多いです。
そのため、狙った位置に確実にビスを効かすことができなかったりして、別の場所に打ち直したりすることがあります。
直打ちした場合にはビスの頭を隠すために、インクジェットシートと同色の丸く切ったシールを貼って隠すのですが、
前述したように打ち直したりすると、どんどん見た目が悪くなっていきます。
通常ならばこの方法でもそれほど目立つものではないですが、数打てば、、、ということです。
窓面にもインクジェットシートを貼りますが・・・
2階の窓に貼るのですが、窓の下まで地上から4m強あり、9尺(2.7m)の脚立では少し届かない高さです。スライダー梯子が使えれば届くのですが、今回は1階のテナント様のシャッターボックスが張り出しており、
梯子を壁面に掛けることができませんでした。
とはいえ、高所作業車を使うわけにもいかないので、(商店街の細い通りなので)部屋の中からサッシを外して、
シートを貼った後に戻すという方法をとりました。サッシは重いので、落とさないように慎重に行いました。
無事に終わってよかったです。
W様ありがとうございました。
次回、仙川校もよろしくお願いいたします。