ダイカン社製の樹脂系切り文字
サイン本体はダイカン社製のニッケルHL調の樹脂系切り文字(厚み10mm)です。通常 金物系の切り文字自体の厚みをある程度出したい場合は、薄い板を曲げたり箱状にしたりして見た目の奥行を出す必要がありますが、
ダイカンさんの製品は特殊な加工技術と表面処理で、樹脂を素材として金属系の様々な厚みや質感を表現できる優れものなのです。
裏はピン出し5mm浮かし
作業は意外とシンプル。壁にピンよりも少しだけ大きい穴を空けた後、ピンに接着剤を付けてズボっと差し込みます。
しかしシンプル≠簡単であることは世の常ですよね。
穴が小さすぎてもキツキツで入らないし、大きすぎてもガバガバで固定されないし
壁がボードなのか、ALCなのか、タイルなのか等で使うドリルも素材も道具も接着剤も変わってきます。
シンプルだけど、奥深い。サインの世界は奥深いですね~。
奥深いアート工業を、今後ともよろしくお願いします。